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2011年12月31日 (土)

CoLinux + Ubuntu 10.04を試す

先日までの設定でPortable Ubuntuが動作するようにはなった。

・・・だがやっぱり遅い。そこでportable_ubuntu.conf内のports_to_redirect

ports_to_redirect=tcp:4000:4000

とかって書くとcoLinuxのポート4000がWindows上から覗ける。つまりWindowsのブラウザでプレビュー出来ると 言うことが分かった。

Linux内のローカルポートはLinuxでしか使えないと思い込んでいたため、Linuxにブラウザ環境が必要→X環境が 必要→Portable Ubuntuを使おう。

と思ってたんですが、別にWindows上で確認できるのならPortable Ubuntuを使わずにcoLinux+Ubuntuでやったら もっと軽くなるんじゃね??(Linuxを裏で走らせておいてGUI操作はWindows上でやれば良いんだし) ということでcoLinux+Ubuntu10.04の組み合わせで再度環境構築してみたのでそれのメモ

CoLinuxとUbuntu 10.04のインストール

colinux に Ubuntu 10.04 をインストールするの通りにやれば おk(手抜き)

但しイーサネットの設定は

eth0=slirp,00:ff:75:39:D3:C1

とした。

あと注意点としてはネットワーク認識が成功して何かファイルダウンロードしてるような所で何か止まったみた いになります(カーネルをダウンロードしようとして失敗してる??)、正常です。我慢して待ってましょう
その後[カーネルがないけどそのままインストール続けても良いかい?」みたいなメッセージ(超意訳)が表示さ れますが気にせず続けて大丈夫です(カーネルは書かれてるとおりにやっていれば、その前段階で展開してるはずなので)

でインストールできたら起動用のubuntu.confはこんな感じ

kernel=vmlinux
cobd0="c:\Program Files\coLinux\Ubuntu-10.04.ext.fs"
cobd1="c:\Program Files\coLinux\swap_256Mb"
cofs0=e:\
root=/dev/cobd0
initrd=initrd.gz
mem=128
eth0=slirp,00:ff:75:39:D3:C1

イメージフォルダ名やパスは自身の環境に合わせて下さい。

Portable Ubuntuとかを起動した後、普通に

$ colinux-daemon.exe @ubuntu.conf

では起動できない。どうやらPortable Ubuntuがcolinux-daemonドライバを自動的に削除してるみたい。
ということで、同じような感じにした起動バッチファイルを作成

@echo off
echo Installing the Colinux driver (Need administrator privileges)...
colinux-daemon.exe --remove-driver
colinux-daemon.exe --install-driver
echo Executing colinux daemon...
colinux-daemon.exe @ubuntu.conf -t nt
echo Removing the Colinux driver (Need administrator privileges)...
colinux-daemon.exe --remove-driver

最初の--remove-driverは不要と言えば不要だけど、将来的に異なるバージョンのcoLinuxが複数存在してた場 合&そこで最後にremove-driverしてないときにおかしくなるかもしれないんで一応入れとく。

キーボードとタイムゾーンの設定

デフォルトの状態ではキーボードレイアウトが英語になってるので、’~’や’$’など記号とかの配置が違っている。

これを日本語キーボードにするには

$ loadkeys jp

をすればよい。だが、これでは毎回コマンド打たないと日本語キーボードにならなくて面倒くさい。

そこで設定画面を出して設定する

$ dpkg-reconfigure console-setup

適当で良いと思うが

Keyborad model : Generic 104-key PC
Origin of the keyboard : Japan
Keyboard layout : Japan - OADG 109A
AltGr key replacement : Right Alt
Compose key : No compose key
Encoding to use on the console: UTF-8
Character set to support : .Combined - Latin; Slavic Cyrillic; Hebrew; basic Arabic
Font for the console : VGA
Font size ; 16
Virtual console in use : /dev/tty[1-6]

こんな感じで設定してみた。設定し終わったら[Ctrl]+Cで抜けるみたい。んで

$ shutdown -r now

で再起動して、日本語レイアウトになってることを確認

タイムゾーンの設定は

dpkg-reconfigure tzdata

で、Asia→Tokyoを選択(最初Japanを探して見つからなくて焦ったのは内緒(^^ゞ)

Ubuntuのネットワーク設定

基本、今まで動いていたPortable Ubutu V4から設定ファイルの情報から /etc/network/interafaceの内容を以下のように変更。

# This file describes the network interfaces available on your system
# and how to activate them. For more information, see interfaces(5).

# The loopback network interface
auto lo
iface lo inet loopback

# The primary network interface
auto eth0
iface eth0 inet dhcp

なおPortable Ubuntuの設定ではetc/network/interfaceは最後の行はコメントになっていたが、 それだと動かないので、コメントを外してある。Portable Ubuntuがどういう仕組みで動いてるのかどうか知ら ないが、とりあえずコメント外したら動いたので良しとする。

で、ネットワークを再起動

$ /etc/init.d/networking restart

すると DHCPが動いてイーサネットが認識されたっぽい表示が出たが、念のため

$ ifconfig eth0

として確認すると

eth0      Link encap:Ethernet  HWaddr 00:ff:75:39:d3:c1
           inet addr:10.0.2.15  Bcast:10.0.2.255  Mask:255.255.255.0
           inet6 addr: fe80::2ff:75ff:fe39:d3c1/64 Scope:Link
           UP BROADCAST RUNNING MULTICAST  MTU:1500  Metric:1
           RX packets:10 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
           TX packets:16 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
           collisions:0 txqueuelen:1000
           RX bytes:2006 (2.0 KB)  TX bytes:1732 (1.7 KB)
           Interrupt:10

のような表示が出たのでおk

$ apt-get update

として、インターネットに繋がるかどうか確認

apt-get

普通に

$ apt-get update
$ apt-get upgrade

としても「しかし何も起こらなかった」という状態なのでapt-getのsources.listをPortable Ubuntuから引っ 張ってくる

# 
# deb cdrom:[Ubuntu 9.04 _Jaunty Jackalope_ - Release i386 (20090420.1)]/ jaunty main restricted

# deb cdrom:[Ubuntu 9.04 _Jaunty Jackalope_ - Release i386 (20090420.1)]/ jaunty main restricted
# See http://help.ubuntu.com/community/UpgradeNotes for how to upgrade to
# newer versions of the distribution.

deb http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/ lucid main restricted
deb-src http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/ lucid main restricted

## Major bug fix updates produced after the final release of the
## distribution.
deb http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/ lucid-updates main restricted
deb-src http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/ lucid-updates main restricted

## N.B. software from this repository is ENTIRELY UNSUPPORTED by the Ubuntu
## team. Also, please note that software in universe WILL NOT receive any
## review or updates from the Ubuntu security team.
deb http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/ lucid universe
deb-src http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/ lucid universe
deb http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/ lucid-updates universe
deb-src http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/ lucid-updates universe

## N.B. software from this repository is ENTIRELY UNSUPPORTED by the Ubuntu 
## team, and may not be under a free licence. Please satisfy yourself as to 
## your rights to use the software. Also, please note that software in 
## multiverse WILL NOT receive any review or updates from the Ubuntu
## security team.
deb http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/ lucid multiverse
deb-src http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/ lucid multiverse
deb http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/ lucid-updates multiverse
deb-src http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/ lucid-updates multiverse

## Uncomment the following two lines to add software from the 'backports'
## repository.
## N.B. software from this repository may not have been tested as
## extensively as that contained in the main release, although it includes
## newer versions of some applications which may provide useful features.
## Also, please note that software in backports WILL NOT receive any review
## or updates from the Ubuntu security team.
# deb-src http://ar.archive.ubuntu.com/ubuntu/ jaunty-backports main restricted universe multiverse

## Uncomment the following two lines to add software from Canonical's
## 'partner' repository.
## This software is not part of Ubuntu, but is offered by Canonical and the
## respective vendors as a service to Ubuntu users.
# deb http://archive.canonical.com/ubuntu jaunty partner
# deb-src http://archive.canonical.com/ubuntu jaunty partner

deb http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/ lucid-security main restricted
deb-src http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/ lucid-security main restricted
deb http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/ lucid-security universe
deb-src http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/ lucid-security universe
deb http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/ lucid-security multiverse
deb-src http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/ubuntu/ lucid-security multiverse

で、

$ apt-get update
$ apt-get upgrade

をやると何かアップグレードされたっぽい(いいのかな?)

Windowsとのファイル共有

一旦ここでイメージファイルのバックアップを取っておいた方が良いです。

Windowsとのファイル共有は

  1. cofsを用いる(coLinuxとWindowsが同マシン上の場合)
  2. sambaを使う
  3. Dropboxを使って仮想的に共有する

が考えられます。

cofsを用いる場合

coLinux側からファイルを書き換えるとなんかおかしくなるときがあるらしい。

まずcoLinuxを終了して、ubuntu.confを編集します。

cofs0=e:\

の行を適当な場所に追加しときます。

mkdir /mnt/e
mount -t cofs cofs0 /mnt/e

とすればおk

Sambaを使う場合

まず共有したいフォルダをWindows上で共有フォルダにします。

次にSambaをインストールします。

apt-get install samba smbfs

マウントはこんな感じ

mkdir /mnt/win_data
smbmount //192.168.0.10/data /mnt/win_data -o user=$win_user_name,password=$win_password,iocharset=utf8

‘192.168.0.10’の所は繋げるWindowsマシンのIPアドレス。 dataは共有フォルダ名 $win_user_nameはWindowsユーザー名 $win_passwordは指定したWindowsユーザーのパスワード

を指定。

IPアドレスじゃなくてマシン名で接続したい場合は

apt-get install winbind

でインストールした後、/etc/nsswitch.confを編集して、hosts:の行にwinsを追加する

hosts: files dns wins

・・・なのだが、残念ながらslirpでは動かないみたい(ネームサーバがダミーのため??)

ネットワーク接続しているのが有線LANならばTAP(またはWinPCap)を利用できる。無線LANの場合は出来るかど うかはネットワークアダプタ次第(ウチは駄目だった)

一番簡単なのはネットワーク接続でTAPと通常ネットワーク接続している接続(ローカルエリア接続など)を選ん で、ブリッジに追加して、ubuntu.confを以下のように修正する

#eth0=slirp,00:ff:75:39:D3:C1
eth0=tuntap,"ローカル エリア接続 4",00:ff:75:39:D3:C1

“ローカルエリア接続 4”はデバイス名がTAP-Win32~となっている接続名。TAP-Win32~となっている接続が1つ しかない場合は省略可能

Dropboxを使う場合

面倒くさそうなのでやらない(ぉ

とか参考にすれば出来そう・・・。

日本語ファイル名の文字化けを直す

いずれの場合でもcoLinuxのコンソール(FLTK)、Windowsのコンソール両方とも日本語の文字が化けてしまいます。

まずコンソールをUTF-8(japan)にするには以下のコマンドを実行して再起動する

apt-get install language-pack-ja
update-locale LANG=ja_JP.UTF-8

これでコンソールはUTF-8(japan)になるんですが、残念ながらFLTK、Windowsのコンソール両方ともUTF-8には対 応していないため、正常に表示できません。

コンソールの文字化けを直す方法もないわけではなさそうですが、SSHを使ってSSHクライアントソフトから接続 するのが一般的みたい。

まずはSSHサーバをインストール

apt-get install ssh

つぎに一旦coLinuxを終了させ、ubuntu.confを編集する(coLinuxのネットワーク接続がTAP-Win32、WinPCapの場 合は不要だと思う)

eth0=slirp,00:ff:75:39:D3:C1,tcp:2222:22

slirpの場合、coLinuxから外部への出力は何もしなくても大丈夫なのだが、入力は遮断されているみたいなの で、上の設定によりWindowsのポート2222から出力するとcoLinux側のポート22(SSH)へ入力されるという意味。

適当なSSHクライアント(TeraTermやPuttyが有名)で文字コードをUTF-8にして接続する。slirpの場合はSSH接続 の際のポートを2222にする必要がある。

おしまい

これで最低限の環境設定は終了。あとは自分の好きなモノを入れていけば良いと思う。

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