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2011年12月27日 (火)

Portable Ubuntu V4 slimLZM(on Ubuntu 10.04LTS)導入

前置き

最近rubyやvim、あとgithubなんかも使ってたりするときに思ってたんだけど、これらのツールって基本的に linuxを基本に考えられてるんで、Windows上で運用しようとすると何か嵌まりやすい。

ということでlinuxを入れようかとも思ったんだけど、linuxとのデュアルブートは何回かやってるけど結局 Windowsしか使わないことになるし、第一面倒くさい。

coLinuxというWindows上でlinux走らせるソフトが良さそうと思って、やっぱlinuxディストリビューションとい えば今はUbuntuでしょ。ということでcoLinuxインストールして、colinux に Ubuntu 10.04 をインストールす るとか見ながらUbuntu10.04をインストールしてみたけど、結局 Portable Ubuntuというのに行き着きました。

Portable Ubuntuを使えばcoLinuxのインストールやディストリビューションのインストール、グラフィカルログ インを行うために必要なLinux側のサーバー設定、Windows用のX Window Systemソフトの導入&設定もろもろを やらなくてもこれらが全部行われた状態をパッケージ化してあるので、導入がとっても簡単でした。

ちなみに環境はOS:Windows XP(SP3) PC:Thinkpad T61p(Core2Duo T9500) 内蔵無線LAN使用 です。

Portable Ubuntuについて

Portable UbuntuのダウンロードはSourceforgeのペー ジから。

フォルダが幾つかありますが、どうやらUbuntuのバージョンが違うようです

フォルダ名 Ubuntuバージョン
Version4 10.04LTS
TRES 9.10?
DOS 9.04?
UNO 8.04LTS

TRESとDOSは実際には動かしてないので、ネット検索した情報です(ubuntuのバージョンの順序的に間違いはない と思う)。

インストールはダウンロードしたファイルを実行すると、展開先を入力するとそこに「Portable Ubuntu~」みた いなフォルダが作成される。UNO版を最初デスクトップに展開したら動かなかったので、パスに日本語が 入ってるとまずいみたい。(空白が入ってるのは大丈夫)

最初何も考えずに一番ダウンロード数が多いUNOが一番いいのかな?と思って、 ビギナーズ Portable Ubuntu for Windows というページ見ながら 設定してたんだけど、レポジトリの情報が古くて(サポートが終了してるから?)、最近のソフトインストールするのが 大変なので、最新のPortable UbuntuであるV4 slimLZM(2011/09/13版)を使用します(10.04LTSのサポートは2013/4まで)

まずは実行

Portable Ubuntu V4 slimLZMをダウンロードして実行すると、展開先聞かれるので適当な所に展開す る(私はC:\に展開しました)。

で、展開先フォルダ\Portable_Ubuntu_V4_slim2\pubuntu.exeを実行。

ロゴが表示されて以下のような画面が立ち上がります。

まずはインターネットに繋げないと辛いので、ネット接続を確認するためにfirefoxを起動します。

ページが表示できればおk。出来なかったら結構大変。

V4版での設定ファイル(config\portable_ubuntu.conf)の[Network]のコメント見ながら試行錯誤する。

もしくはcoLinuxをインストールして、ネットなどを見ながら最小構成でどのような設定ならば動作するのかを確認 して、それをV4版での設定ファイルに反映・・・しようと思っても、UNO版と違って(TRES/DOSは 使用してないので知らない)confファイルがcoLinuxのconfファイルそのものではないので、そのままでは動かな い。
confファイルの編集で何とかするのか(出来るのか)、src\pubuntu.au3の199~202行目辺りを無理矢理書き換え るのかはご自由に。

イメージディスクの増量

ネット接続を確認できたら日本語化したいところですが、提供されてるイメージディスクはかなりパンパンの状 態で、日本語の・・・をインストールしてる段階で「残容量が少ないよ―」と警告が出てしまいます。

なので、まずイメージディスクの増量を行う必要があります。
2GBほど増やせば当座は凌げます。

なおパスワードの初期値は”123456”です。

簡単な方法

ビギナーズ Portable Ubuntu for Windows イメージ・ディスクの 増量 1の方法です。

ただし、イメージディスクの場所が(大体想像は付くと思いますが)

展開先フォルダ\\Portable_Ubuntu_V4_slim2\images

です。最初に移動するフォルダだけ変えればあとは同様にやっていけば良いです。

少し難しい方法

ビギナーズ Portable Ubuntu for Windows イメージ・ディスクの 増量 2の方法です。

設定ファイル(portable_ubuntu.conf)の構成がUNO版と違うので、少し手順が異なります

cd "展開先フォルダ\Portable_Ubuntu_V4_slim2\images"
fsutil file createnew dummy.img 128
fsutil file createnew rootfs_.img 新しいサイズ

とした上で(「展開先フォルダ」の部分は自分の環境に、「新しいサイズ」の部分は適当な数字 4GBなら 4294967296などに置き換えること)

展開先フォルダ\Portable_Ubuntu_V4_slim2\config\portable\_ubuntu.confの37行目(サブバージョンによっ て違うかも)辺り

file_system0=展開先フォルダ\Portable_Ubuntu_V4_slim2\images\dummy.img
file_system1=展開先フォルダ\Portable_Ubuntu_V4_slim2\images\rootfs_.img
#file_system0=some_drive:\path\some\file_system.img

とすれば1、Ubuntu上で/dev/cobd2→dummy.img、/dev/cobd3→rootfs_.imgとなるので、イメージ・ディスクの 増量 2ページ内「Step 3 Portable Ubuntu で新しいイメージディスクへ内容をコピー 」からは同様にやってしまっておkです。

Ubuntuの日本語化

あとはビギナーズ Portable Ubuntu for Windows を参考にやればさほ ど嵌まることはない筈。但し日本語化の操作が少し違う(勘で何とかなると思うけど)ので、やり方を書いておきます。

  1. パネルの「System」→「Administration」→「Language Support」を選択

  2. Languageタブの[Install/Remove Languages…]から”japanese”を選択しApply

日本語化1

  1. Textタブに移って言語をEnglish(United States)→日本語に変更し[Appply System-Wide…]

日本語化2

  1. 管理用パスワードを入力しておkボタンを押す

  2. Portable Ubuntuを再起動

で、メニューとかが日本語になります\(^O^)/

あとウチだけかもしれませんが、日本語化するとパネルfirefoxのアイコンがおかしくなります(起動自体は出来 る)。

一旦パネルから削除し、アプリケーション→インターネットのfirefoxウェブブラウザからパネルに追加すればおk(ついでに端末も追 加しておくといいかも)

その他雑記

イメージディスクの定期バックアップ

展開先フォルダ\Portable_Ubuntu_V4_slim2\image\rootfs.img

は定期的にバックアップしておきましょう。特にシステム関連の設定をいじる前、アップデートマネージャで アップデートする前、ソフトのインストール前はバックアップがあれば安心して?いじくり倒せます。

バックアップしてないと起動しなくなったときまた一からになるんで辛いです。

バックアップ方法は

  1. 名前を適当に変える
  2. ネットワーク上のどこかにコピーする
  3. 圧縮する

などがあります。私は圧縮して、NASに移動してます。

圧縮はALZipというソフトでEGG形式で圧縮してます。圧 縮率はそんなに高くないですが、圧縮が結構速いです。
圧縮率にこだわるなら現状多分7-zipが最強でしょうが、かなり時間がかかります。

(参考)デフォルトのrootfs.img(3670016000byte)を圧縮した場合

形式 圧縮後のサイズ 圧縮率 圧縮時間
egg 1718792966byte 46.8% 3:50
7-zip 1425087100byte 38.8% 15:13

※ 圧縮オプションはデフォルト。

メモリ割り当て

デフォルトの状態だと、メモリ割当量が256Mなので、結構動作が重たいです。

展開先フォルダ\Portable_Ubuntu_V4_slim2\config\portable_ubuntu.confの10行目(サブバージョンによって 違うかも)

mem=256

を変更します。
PCの搭載メモリとの相談だけど。ウチは物理的には8GB積んでる(PAE ON)んで、768で運用してます。 起動とかも含めて、結構快適になった気がする。
・・・タスクマネージャで見てもメモリをそんなに確保してないんだけど。もしかしてAWE APIに対応してるの かしらん?

あとスワップファイル容量(厳密にはテンポラリディスクかな?)変更は

swap_size=512

を変更します。windowsのTEMP環境変数フォルダに作られるので、RAMディスクに環境変数TEMPを設定しておく と、サクサクなのかも(ウチは最初からRAMディスク内に作られてるので違いが分からない)

パスワード変更

パスワードは初期状態では「123456」です。

ただテンキーないキーボードだと結構打ちにくいし、セキュリティ的にも新たなパスワードを設定しておくべき です。

Ubuntuの端末で

$ sudo passwd pubuntu

で変更可能。(sudoなしの場合、現在のパスワードを求められる)

Ubuntuは初期状態でrootアカウントのパスワードが存在しない(ロックされてる?)。この状態で、スーパーユー ザー権限でコマンド実行する際に求められるのはログインユーザのパスワードであるため、これでok・・・らし い。

cofsの追加

デフォルトではWindows上のCドライブのみcofs2としてマウントされてます。

で、これを追加するためには
展開先フォルダ\Portable_Ubuntu_V4_slim2\config\portable_ubuntu.confの45行目(サブバージョンによって 違うかも)

shared_folder0=c:\
shared_folder1=e:\

みたいにshare_folderx=~に記述するだけ。share_folder0→cofs2、share_folder1→cofs3という風にマッ ピングされる。

shared_folderの後の数字は

shared_folder0=c:\
shared_folder0=e:\

と数字が重複しても大丈夫みたいですが、バージョンアップすると仕様が変わるかもしれないんで、違う数字を ナンバリングしておく方が無難。

で、Portable Ubuntuを起動した後、Ubuntuの上側中央パネルの”場所”にcofs2、cofs3とかがあれば成功。

Ubuntu 10.04LTSではgnome-mountで自動マウントされるので、/etc/fstabに記述する必要はありません。

例えば上記のような設定例の場合、コマンドラインでWindows上のCドライブにアクセスしたい場合は”/media/cofs2”としてアクセスできます。
わかりやすい名前を付けたいのなら

ln -s /media/cofs2 ~/win_c

とシンボリックリンクを貼るのが無難だと思う。(gnome-mountの設定で名称を変えられるのかもしれないけど)

  1. file_system1だけ指定すればいいじゃん。と思うかもしれないが、実は file_system~となっている行をcobd2から順に割り当ててるだけなので駄目。勿論rootfs_.imgだけ指定して、コマンドラインのcobd3の部分をcobd2と置き換えてるのはおk。

追記

2011/12/28

Ubuntu 10.4LTS→Ubunts 10.04 LTSに訂正

あと起動&バックアップ(確認付き)スクリプトを作ったんで、ここに置いておきます。

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